保護猫のルーさん

2022年4月、家の近所で見かけない毛色の猫がいるけど知ってる?と言う夫のLINEが届いたのが始まりです。

私たちが住んでいる地域では、猫を可愛がるご家庭が多く、地域猫として猫を可愛がるほのぼのとしたエリアでもあります。ほとんどの猫は飼い猫で外に出てお散歩をしていたり、のんびりお昼寝をしている姿を見せてくれます。ですので、大抵の猫は把握できていて、4月のある夜に出会った猫は今まで見た覚えのない猫でした。

夫はその猫のことがどうしても気になるようで、家に帰るや否や「ちょっと話しかけてくる!」と言って家を飛び出して行きました。

夫が家から飛び出して30分ほど経過しても戻ってこないので、玄関を開けてみたら・・・

すでに我が家の玄関の前にその猫を連れてきていました。

よくみると涙を流していて、鼻水も出て、何よりもとても痩せ細っていました。

夫が言うには、話しかけたら自分から夫の元に歩いてきてついてきたそうです。

人馴れしている様子で、私たち夫婦が撫でてみると喉をゴロゴロと鳴らし、されるがままに。

撫でている時点で、とても痩せ細っていて骨と皮であることはすぐにわかりました。4月とはいってもまだ寒さが残っていたし躊躇せず家の中に招き入れ、保護することにしました。

取り急ぎ買ってきた猫用のミルクや猫用のウェットフードを食べさせたところ、安心したのかこたつ布団におしっこを漏らしてしまい、そのまま眠りに入ってしまいました。

痩せ細っているから、とにかく食べたいだけ食べさせよう、と言うことでキャットフードを食べさせて様子をみていましたが、なんだか水を異常なほどよく飲むし、おしっこの量もおしっこの回数も異常に多いことから、私は「糖尿病」を疑いました。

動物病院に連れて行き、検査をしたら、案の定糖尿病であることがわかりました。そして、この仔のおおよその年齢は若くて7〜8歳ということでした。血糖値の数値が出ないくらい血糖値が高く、インスリンでの治療が必要ということがわかりました。

糖尿病であろうが、保護した以上責任を持ってこの仔を受け入れたい気持ちが私たちの中で決まっていました。

とても人馴れしているので、うっかり家から脱走してしまったのか、捨てられたのかはわかりません。

ですが、私たちの元に来てくれたのは神様のお導きだったと思っています。

夫が昔飼っていた「ルーさん」の色違いの猫だったため、名前は「ルル」にして、ルーさんと呼ぶようにしました。

インスリンを始めてみたものの、2ヶ月くらいなかなか血糖値が下がらず、別のインスリンに変更してからはご飯や水の量が安定してきて、おしっこの回数も普通の猫と同じくらいにまで落ち着いてきました。そして何より、保護した時の体重からおよそ2倍の3.6キロにまで体重も増え、体力もついたのか家の中を走り回る姿が見られるようになりました。

インスリンの注射も嫌がらずに打たせてくれるので、とても助かっています。

保護してから半年が過ぎた今、寒さも手伝って人間のそばで過ごすことが多くなり、寝る時も夫と私の間で寝るように。

ルーさんはとても穏やかな猫でとても甘えん坊。

ルーさんと出会えて本当に良かったと心から思っています。

今後、ルーさんとの生活を日記のように綴っていこうと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

西洋占星術を勉強し始めてから自分の本質を知ってから急激に自分自身の癒しが始まりました。星座と月を紡ぐ時間は私にとって心から楽しい時間であり創作活動にインスピレーションを与えてくれています♪

プロフィール

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